組曲「カバザクラ」
根の章
大地の中へと伸びゆくカバザクラの根をイメージした導入部。
幹の章
天に向かって伸び、年輪を重ねるカバザクラの幹を表現。
花の章
桜の花のはかなさと、新たに広がる希望の華を描写。
葉の章
風に揺れるカバザクラの葉の動きを表現。日本的な「はねる」リズムを多用し、シンコペーションを特徴とする。
実の章
「はねない」リズムが特徴。序盤は穏やかなテンポから始まり、徐々に加速していく構成。
種の章
生命力と創造性に満ちた種子の姿を表現。16分音符を主体とした軽快な曲調。
※この曲の前半部分は、11月に行われる北本まつり「北本ねた」のねぷた囃子として使用されています。
地の章
カバザクラを育む大地をイメージした、組曲中最長の楽章。ゆったりとしたテンポが特徴で、演奏には高度なテンポキープ技術が要求される。
風の章
枝間を吹き抜ける風のように、滑らかに流れる曲調。開始部分は複雑なリズムパターンを持つが、他の太鼓が加わることで次第に全体の構造が明確になる。曲が進むにつれて盛り上がりを見せる構成。
その他
上州
力強いリズムと伝統的な旋律が特徴の楽曲です。
さくら八丈
優美な桜をイメージした繊細な演奏が特徴です。
武蔵野
広大な武蔵野の風景を表現した壮大な曲調です。
どどん
力強い太鼓のリズムが特徴的な演目です。
小舞
軽やかな舞いのリズムを表現した楽曲です。
桜舞(おうぶ)
桜の舞い散る様子を表現した優美な曲です。
にぎわい
祭りの賑わいを表現した活気あふれる曲調です。
締め太鼓
演奏の締めくくりを飾る重要な楽曲です。
大太鼓
大太鼓の深い響きを活かした迫力ある演目です。
波風(はふう)
波と風の自然な動きを表現した楽曲です。
ぶち合わせ太鼓
複数の太鼓を組み合わせた技巧的な演目です。
三宅太鼓
伝統的な三宅太鼓の技法を用いた演目です。
連(れん)
連続する太鼓のリズムが特徴的な演目です。
※埼玉県太鼓連盟の統一曲