ごあいさつ

2025年4月
北本太鼓かばざくら 団長 島田忠佑

 平成2年(1990年)7月に「北本に新しい文化の創造と 青少年に感動の機会を」を合言葉に創設した「北本太鼓かばざくら」も、早いもので35年の歳月が流れました。設立の切っ掛けは、"我がまち北本"のより良い発展を志して市民活動を行なっていた方々の強く熱い思いから生まれました。

 バブル経済真っ只中の昭和から平成へと時を移すころ、日本中が「ふるさと創生事業」に沸き立っており、北本市も例外ではありませんでした。当時の文部省では青少年活動を旗印に学習活動を通した補助金を伴うふるさと運動に取り組んでいました。北本市におきましても、市民が推進の中心となって「北本市青少年育成市民会議」を発足させ、目玉事業を模索していた。また青少年育成事業を活動の柱の一つとしていた当時の北本青年会議所も創立10周年の目玉事業を模索しており、これらが合致して平成元年、和太鼓団体創設へと動き出しました。その後多くの方々の並々ならぬご支援・ご協力により、文部省の委嘱事業という側面をもって、平成2年8月に中丸公民館において結団の発表を行うに至りました。そして文部省の委嘱事業は単年度事業のため、平成3年には北本市の委嘱事業である「青少年ふるさと学習事業」を受けて「北本太鼓かばざくら」を正式名称として新たなスタートをきりました。

 以来「青少年学習ふるさと事業」を継続して受嘱しながら、時々に応じながら活動して参り、お陰様で本年は創立35周年という節目の年を迎えることとなりました。

北本太鼓かばざくらの歩み

創立から現在までの歩みの概要は以下の通り。尚、継続事業については初年度のみ記載。